CentOS 6.3 に Emacs 24 をインストールした記録

scala-mode2 を使いたかったけど, CentOS 6.3 の yum では Emacs 23 までしか用意されておらず, scala-mode2 が動かなかったので, 自前で入れた手順の記録.

GNU の mirror (http://ftp.jaist.ac.jp/pub/GNU/emacs/ とか) から tar ball を落とす. ここでは wget 使ってます.

$ wget http://ftp.jaist.ac.jp/pub/GNU/emacs/emacs-24.3.tar.gz
$ tar xvf emacs-24.3.tar.gz
$ cd emacs-24.3
$ ./configure --with-x-toolkit=gtk
$ make
$ ./src/emacs
起動確認
$ sudo make install

X でビルドしてみたけど GUI が古臭かったので gtk にした. configure のときに色々ライブラリの不足で失敗するけど, その都度インストールした.

無事に Emacs 24 が動作し, scala-mode2 も動いている. めでたしめでたし.

Full Metal Jacket & Black Hawk Down again

前にも Black Hawk Down を観たよという 記事 を書いた.

ふとまた観たくなって Full Metal Jacket と一緒に借りてみた.

両作品ともに, 思想や主題の主張を極力抑え, 事実の描写にのみ留めているために, 思考を巡らせる材料として優れていると思う. (Full Metal Jacket はフィクションだけどベトナムでの状況の描写は南北どちらの思想にも肩入れはしていない)

以下, ネタバレありなのでまだ観てない方はご注意を.

ネタバレ

ネタバ

ネタ

Full Metal Jacket

前半部はハートマン軍曹無双だった. 噂に違わぬキャラでハートマン軍曹以外の訓練生のことはほとんど印象に残ってない. しかし, あれが 本物の軍人 だというのには驚いた. 訓練風景も実際はあんなふうなんだろうか.

後半部は淡々とベトナムでの戦闘の推移を描いていく.

下の Black Hawk Down ほどではないが, 指揮官が死亡してしまった後の混乱ぶりが傍観者の視点で描かれていく. チームの階級上のリーダーと精神的な (実質の) リーダーが食い違ってしまった状態の混乱がよく描かれている.

突然, 現場でリーダーになってしまったカウボーイは良い判断をしていたが, なにぶんチームメンバーと「リーダー=メンバー」の関係を作り上げるための時間が無かった. そのためエースとして描かれているメンバーの意見になびきやすい, 危うい集団が出来上がってしまった.

しかし現場ではその集団の空気には逆らえないだろう. 対策を打つとすれば, 前もってリーダー離脱時 (もしくは死亡時) の次期リーダーを決め, 訓練をしておくしかないだろう.

その混乱の1つの表れとして, たった1人の狙撃手に対して大量の弾薬と2人の兵士の命が犠牲として捧げられてしまった.

最後のベトナム兵の声と表情が不気味に頭に残る映画だ.

Black Hawk Down

一度観ているだけに, 前半部のお気楽な雰囲気が逆に後半部の地獄を思い出させて, 不安がただただ募っていった.

元々, 少数精鋭, 短時間の一撃離脱戦法, 最小限の戦果のための最小限の作戦だったはずなのに, 短時間で離脱できなかった時点で作戦そのものを考え直す必要がある. (もちろん最小限だからと言って, 簡単だとは限らない) 指揮官は状況報告を受けつつ緊急救援の手を探していく. 最前線の兵士は, 各自が最善と思う判断をしつつ行動していく. もちろん全体像が見えているわけではないので, 局所的な最善だが. 墜落現場が見事にゴキブリホイホイになっているのは, 現場での視点を想像すると責められるものでもない.

やたらと大量に出てくる一般兵に囲まれる感じは, 真・三國無双2の最強モードを思い出させる. じりじりと手元の資源を削られていく戦闘は, 少数精鋭部隊との相性は悪い. いくら優秀な人間とはいえ, 目は2つしか無いし, 頭は1つしかない. 焦りもあるし, 疲労もある. ゲームと違って敵大将もいないし, 仮にいたとしても大将を倒しても戦場を離脱できるわけでもない.

最後の方でデルタのチームが活躍するが, そもそもこのような戦闘が起きること自体が失敗の証だろう.

ちょっとこの映画で分からないのは, 指揮官が最悪のパターンをどこまで考え, どのようにその準備をしていたかだ. 人員の逐次投入や増援の調整を戦闘中に行っているところを見ると, 想定の範囲外だったような印象を受ける. となると, 相手の戦力も読めていなかったわけで「そんなんでいいのか?」と思う. 戦力が読めなければ, 戦力を読むための作戦を行うべきだ. (まぁ結局「べき論」になって卑怯な物言いなのだが)

そして相変わらず,「この戦闘を終結させたもの」が描かれると虚しさを倍増させる……

とにかく「リソース (装備, 人員, 時間など) を余裕を持って確保しておくことは大事ですね」としか言いようが無い. 30分の作戦に厚い装備を用意するデルタフォースの姿を忘れずにいるしかない.

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