退職しました

昨日が最終出社日で3週間ほど有休を使い人生の夏休みに入ります. まだ雇用関係はあるので NEET じゃないですよ? NEET 状態ですけどね.

一般的には元の会社がどーとか, 新しい会社がどーとか書いたりするんでしょうが書きません. 前にいた会社や部署にも良いところはあるし, 移る理由もすごく個人的なことなのでそんな視点で書いても FUD になるだけです. 要はかっこ悪いので書きません.

経緯

なのでどんな経緯で退職に至ったかの流れを話します.

まず, 全ての始まりは「 Hadoopソースコードリーディング第3回 」. @shot6 さん主催, @kkawamura さん会場提供の, Hadoop について勉強する会. ちなみにタイトルに「ソースコードリーディング」と付いていますが, この会ではソースコードは登場しませんでした. (その後もほとんど出ることが無いという不思議な感じでした.)

当時の Twilog を見返すと, 右も左も分かっておらずポカーンとしてる感じが伝わってきます.

その次の 第 4 回 では Twilog のログ が増えています. 勉強会の雰囲気にも慣れ, 内容も少しずつですが理解し始めたからだと思います.

ここらへんから段々と勉強会中継 bot のようになり, そのつぶやきを勉強会 bot としての先輩である yutuki_r さんに RT されていったこともあり, follower が増えてきました. follower が増えると, ふとつぶやいたことにも反応をもらえることがあり, どんどん Twitter でのグラフ構造が広がっていきました.

そして, もともと人に数学を説明するのが好きだったのもあり 第 5 回 の後には [algorithm][Dijkstra] 文系 Hadooper でも分かる Dijkstra アルゴリズム というブログエントリを書き, 今までの記事に比べるとかなりの反響をもらいました. それまでは特に目的も無く, 自分のメモのようなものしか書いていなかったので, 誰かのために書くというのは初めてだったかもしれません. また第 5 回の様子から, この業界に大学数学が分かる人が思った以上に居ないことが分かりました. それはブログの記事の反響からも読み取れました.

これ以降も「分散」というキーワードで勉強会に出たり, Twitter 上でやり取りすることで転職への流れにつながっていきました. この勉強会に私を誘ってくれた, 旧部署が誇る日本語の文章を解し, リンク先の内容も解析し, 光速な公式 RT をすることで follower の TimeLine を潤している RT bot @yutuki_r さんにすごく感謝しています. (あ, ホントは部署の先輩ですよ. 人間として実装されてますよ.) そしてなによりこんなダメ人間に場を用意し, 声を掛けてくれた QB...じゃなくて @okachimachiorz さんに感謝します. (ダメ人間ぶりについてはまたどこかで.)

一技術者として

ここまでは分散処理の話でしたが, ここからはそれとはまた別の OSS コミュニティのような雰囲気のつながりの話をします.

まず, こちらの発端は @gnue さんが開いた 『ガベージコレクションのアルゴリズムと実装』読書会@関東. GC という, アルゴリズムの性能がプログラミング言語の性能に直結する話に強い興味があり, @nari3 さん, 相川さん, 竹内先生の本の読書会に参加しました.

なんでこの会に参加したかは忘れましたが, 大学院のときのゼミのような雰囲気を感じ取り, そこに惹かれて参加したんだと思います.

この勉強会にはそれはそれは濃い人達 @shinh さんとか @isoparametric さんとか @pi8027 さんとか @melponn さんとか @finalfusion さんとか, 主催の @gnue さんとかが参加されており, すごく刺激になりました. もちろん他の方々も総じてレベルは高かったです. ここで名前を挙げたのは, その中でもまだやり取りをしていたり, キャラが立っていたりした人達です :)

この濃くレベルの高い勉強会を知ってしまったために勉強会にハマってしまい, Twitter で興味のある勉強会を見付けては参加していきました.

その中でコミュニティや会社を越えた技術者どうしのつながりが構築され, FOSS の空気のようなものを強く感じるようになりました. その空気は言葉にはしづらいのですが, とにかく会社の中とは違う空気でした.

その後, 自分でも勉強会を開くなどしていき, どっぷりハマっていきました.

Python

その勉強会の中でも Python との出会いは今の自分に大きく影響しています. InfoTalk という AIIT で毎月やっている勉強会で, エキスパートPythonプログラミング の訳者4人のうち2人 @methane さんと @shibukawa さんが発表されるというので InfoTalk#21: Python Summer に行きました. (仕事で Jython を使ったこと Python 自体には触れてはいました. 今考えると筋が悪いし, レベルも低いですが.)

この本は気になっていたのでさっそく購入し, 懇親会にて @t2y さん含め4人中3人のサインをいただけました. アイドルなどにハマったことはないので, 誰かのサインを求めたのはこれが初めてでした. お願いする手が震えていたのをよく覚えています.

4人中3人まで集めたので後は1人, 師匠の @shimizukawa さんのサインが足りません. どうもこの本の読書会をやっており, そこに行けばサインをもらえるだろうと考え エキスパートPythonプログラミング読書会03 に参加しました. 01, 02 でやった内容は簡単な文法なので途中からでも大丈夫だろうと, サイン目当てで飛び込んでみました. 本も面白いし, @shimizukawa さんの話も実務に沿った内容で, 単なる理想論以上のものが聞ける会だったので, その後はほぼ全部の回に出てぎゃーぎゃー言ってます. (継続中) それは http://togetter.com/t/expertpython ここらへんの togetter を見てもらえば分かると思います. 内容まとめ & 疑問投げ bot と化しています.

また読書会03の懇親会では InfoTalk でサインをいただいた @t2y さん, 世界の @tk0miya さん, @shimizukawa さんという, 今振り返るとすごく濃いメンバーに囲まれ楽しく会話をしビールを飲んできました.

この流れのまま Python にどんどんのめり込んでいき, Pythonista の方々と交流を広げ深めたり, CPython 3.2 ソースコードリーディング <http://partake.in/events/4fbc22d9-67ad-4c2e-a5e7-01e05c6eb04c> を開催したりしていきました. (他にも色々やってますが, きりが無いので省略.)

まとめっぽいもの

こんなふうに主に人との出会いを通してこの数年で自分が変わっていって, その結果転職という道を選び, その先へ進もうとしているのだと思います.

今振り返ってみて, これが1年4ヶ月ほどの期間の出来事だったことに正直驚いています. 自分も変わり, 周囲とのつながりも変わり, 周囲からの評価も変わり, すごく不思議な気持ちです. 人と出会うということはそういう変化を伴うものなんだと思います. (もちろん何かをアウトプットして周囲に情報を与えていくことは前提ですよ.)

気持ちとしては, 同期と話しててふと口から出た「卒業」という表現がピッタリ来ます. 「私の戦場はここじゃない」というセリフがピッタリきます.

変わったことが良かったかどうかは5年から10年後の評価を待たないといけないですが, 私に変化をもたらし, 前に進めてくれた人達みんなに感謝します. (これを読んでるあなたですよ, あなた.)

次の会社は知ってる人は知っていますが (バレバレですね^-^;), またそのとき記事を書きます.

まずは3週間の人生の夏休みを楽しもうと思います. 娯楽的にも数学的にもプログラミング的にも. なにより家族との時間を大切に.

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